合格マスター 乙種4類危険物取扱者試験

合格マスター 乙種4類危険物取扱者試験
著者 浅川 毅 監修
土山 幸夫
ジャンル 全て
その他
出版年月日 2004/07/01
ISBN 9784501620400
判型・ページ数 A5・244ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 品切れ・重版未定

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豊富な例題・演習問題で合格を目指す

まえがき
 灯油やガソリンに代表される「乙種第4類」の危険物は,身のまわりで多く使用され,私たちの生活に欠くことのできないものの一つです.そのために,施設や取扱い量は膨大であり,万一事故が発生した場合には,被害も大きなものとなってしまいます.したがって,危険物のより安全な管理が求められ,これらを取り扱う「危険物取扱者」の社会的責務は,ますます重要となっていくことでしょう.このような背景により,乙種第4類の受験者は危険物取扱者試験の中でも特に多く,受験者の層も広いという特徴があります.
 危険物に関する法令は,今日に至るまでにたびたび大幅改正されてきました.平成14年6月には,引火点の高いものが危険物から除外され,これらのものは「指定可燃物」として規制されることになりました.特に法令は,改正のたびに複雑になってきています.消防法だけでなく,政令・省令の各規定にまたがり幅広い知識が要求されます.
 本書は,乙種第4類危険物取扱者試験の受験に向けて,より短期間で試験に合格できるように,また,効率的に勉強ができるように心がけて構成しました.試験では化学に関する多くの知識が必要となりますが,化学系の学科以外の学生や社会人の方々にも,理解しやすいようにできるだけ図表やイラストを多く使って解説しました.例題やチェック式の章末問題も多く盛り込み,本書をマスターすれば,十分に合格する実力を身につけることができます.
 本書を活用して学習されたみなさんが,一日も早く乙種第4類危険物取扱者試験に合格されることを期待いたします.
 終わりに,本書を出版するにあたり,ていねいな監修をしていただいた東海大学電子情報学部の浅川毅助教授,および多大なご尽力をいただいた東京電機大学出版局の石沢岳彦氏に深く感謝申し上げます.
2004年6月
著者しるす

◆正誤表◆


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目 次
第1章 基礎的な物理学と化学
1.1 原子と分子
1.2 物質の分類
1.3 物質の三態変化
1.4 三態変化の熱,溶解,潮解,風解
1.5 密度と比重および蒸気比重
1.6 物理変化と化学変化
1.7 化学の一般基礎法則
1.8 有機化合物と無機化合物
1.9 金属とイオン化傾向
1.10 水と空気および湿度
1.11 気体に関する法則
1.12 化学の一般基本法則
1.13 酸・塩基・塩およびpH
1.14 酸化と還元
1.15 熱の移動と熱膨張
1.16 熱
1.17 熱化学
1.18 静電気(摩擦電気)
1.19 燃焼
1.20 燃焼の危険性
1.21 燃焼の難易
1.22 消火
1.23 火災の種類
第1章章末問題

第2章 危険物に関する法令
2.1 危険物の指定
2.2 危険物全般に通じる規則
2.3 危険物施設の区分
2.4 製造所等の位置・構造および施設の技術上の基準
2.5 製造所
2.6 屋内貯蔵所
2.7 屋外タンク貯蔵所
2.8 屋内タンク貯蔵所
2.9 地下タンク貯蔵所
2.10 簡易タンク貯蔵所
2.11 移動タンク貯蔵所
2.12 屋外貯蔵所
2.13 給油取扱所
2.14 販売取扱所
2.15 移送取扱所と一般取扱所
2.16 標識および掲示板
2.17 消火設備の基準
2.18 警報設備・避難設備の基準
2.19 危険物の貯蔵・取扱いの基準
2.20 危険物施設ごとの取扱いの基準
2.21 危険物の運搬と移送の基準
2.22 危険物の保安
2.23 危険物保安監督者
2.24 危険物保安統括管理者
2.25 危険物施設保安員
2.26 予防規程
2.27 定期点検と保安検査
2.28 自衛消防組織
2.29 危険物の貯蔵・取扱いに関する命令
第2章章末問題

第3章 危険物の性質,火災予防,消火方法
3.1 第4類危険物
3.2 特殊引火物
3.3 第1石油類
3.4 アルコール類
3.5 第2石油類
3.6 第3石油類
3.7 第4石油類
3.8 動植物油類
3.9 第4類以外の危険物
第3章章末問題

章末問題解答

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