一冊でマスター! 技術士第一次・第二次試験「機械部門」要点解説
技術士試験「機械部門」に関係する基礎知識がこれ一冊でおさえられる。問題を解いていてわからない用語が出てきたら、辞書のように調べられ、つまずき易い式展開は途中計算を省かずに解説。第一次・第二次試験の要点を記載。
「理学を開発した学者には”博士”という称号が与えられる。これに対し,技術を産業界に応用する能力を有すると国から認定された技術者には”技術士”という称号が与えられる。」
これは,技術士の位置付けをよく表現した言葉として知られていて,第4代経団連会長の土光敏夫氏の言葉です。
機械工学は社会の基本を支える縁の下の力持ちであるがゆえに,その守備範囲は広範囲におよんでいます。技術士の試験準備のためにかき集めた机からはみ出すほどの教科書類を見たとき,やりきれるだろうかという不安でいっぱいになるかと思います。
”どこかに機械工学の全分野が1冊にまとまった本はないだろうか”今,本書を手にしている方の気持ちを実現するため,機械工学分野を1冊にまとめるプロジェクトが始まりました。
本書は,機械工学の中心となり試験でも出題頻度の高い「材料力学」「金属・材料工学」「機械力学」「振動・制御工学」の精説を中心としています。
本書は,学者ではなく一人のエンジニアが受験生の立場で編集していますので,途中の式を省略せず思考過程を分かりやすくすること,分野ごとになるべく多くの本を参考にすること,各種学会の学会論文集を参考にて最新の動向・情報を盛り込むこと,電力・原子力施設に関する公的報告書を参考にすること,各大学で公開している授業ノートを参考にすること,を基本としました。単元ごとでなるべく表にまとめ,簡単に理解できるようにし,各項目を見るとさらに理解が深まるような構成にしています。
また,本書は技術士受験に使用するだけでなく,学生の方には授業の理解を深めてもらうために,技術者の方には業務の中でのOJTの手助けとして,活用して頂きたいと考えています。
平成24年3月
飯島拓也
⇒ 正誤表のダウンロード
「理学を開発した学者には”博士”という称号が与えられる。これに対し,技術を産業界に応用する能力を有すると国から認定された技術者には”技術士”という称号が与えられる。」
これは,技術士の位置付けをよく表現した言葉として知られていて,第4代経団連会長の土光敏夫氏の言葉です。
機械工学は社会の基本を支える縁の下の力持ちであるがゆえに,その守備範囲は広範囲におよんでいます。技術士の試験準備のためにかき集めた机からはみ出すほどの教科書類を見たとき,やりきれるだろうかという不安でいっぱいになるかと思います。
”どこかに機械工学の全分野が1冊にまとまった本はないだろうか”今,本書を手にしている方の気持ちを実現するため,機械工学分野を1冊にまとめるプロジェクトが始まりました。
本書は,機械工学の中心となり試験でも出題頻度の高い「材料力学」「金属・材料工学」「機械力学」「振動・制御工学」の精説を中心としています。
本書は,学者ではなく一人のエンジニアが受験生の立場で編集していますので,途中の式を省略せず思考過程を分かりやすくすること,分野ごとになるべく多くの本を参考にすること,各種学会の学会論文集を参考にて最新の動向・情報を盛り込むこと,電力・原子力施設に関する公的報告書を参考にすること,各大学で公開している授業ノートを参考にすること,を基本としました。単元ごとでなるべく表にまとめ,簡単に理解できるようにし,各項目を見るとさらに理解が深まるような構成にしています。
また,本書は技術士受験に使用するだけでなく,学生の方には授業の理解を深めてもらうために,技術者の方には業務の中でのOJTの手助けとして,活用して頂きたいと考えています。
平成24年3月
飯島拓也
◆正誤表◆
⇒ 正誤表のダウンロード
1 金属工学・材料工学編
1 鋼の変態
2 熱処理
3 ステンレス
4 靱性
5 破壊機構
6 破壊力学
7 材料強化機構
8 腐食
9 非破壊検査
10 鋼鉄
11 その他の金属
2 材料力学編
1 応力と歪み
2 真直はりの曲げ応力
3 歪みエネルギー
4 丸棒のねじり
5 衝撃応力
6 柱の座屈
7 モールの応力円
3 機械力学編
1 力のつりあい
2 重心
3 運動学
4 剛体の動力学
5 摩擦力による運動
6 組み合わせばね
7 歯車
8 物理現象・効果・センサ
4 振動工学編
1 振動の基本
2 ばねの振動
3 強制振動
4 エネルギー法(レーリー法)
5 制振材料
6 音
7 各種問題
5 制御工学編
1 制御の種類
2 各種モデルの運動方程式
3 ステップ関数
4 単位インパルス関数
5 ラプラス変換
6 微分方程式の解法
7 伝達関数
8 制御系の基本要素と伝達関数
9 ブロック線図
10 システムの応用
11 システムの安定性
12 システムの周波数応答
6 流体力学編
1 流体について
2 各種係数と定数
3 ベルヌーイの定理
4 ピエゾメーター,マノメーター(液柱計)
5 摩擦応力係数と管摩擦係数(圧力降下係数)
6 抗力と抗力係数
7 流体がひき起こす現象
8 流れの運動量
9 各種問題
7 熱力学編
1 状態方程式と各法則
2 定数
3 放射と熱伝導
4 熱伝導
5 熱機関
6 理想気体
7 プロパン燃焼の理論空気量
8 各種問題
8 トライボロジー
1 表面硬化処理
2 損傷について
3 六価クロムメッキと三価クロムメッキ
9 付録
1 品質工学
2 単位
1 鋼の変態
2 熱処理
3 ステンレス
4 靱性
5 破壊機構
6 破壊力学
7 材料強化機構
8 腐食
9 非破壊検査
10 鋼鉄
11 その他の金属
2 材料力学編
1 応力と歪み
2 真直はりの曲げ応力
3 歪みエネルギー
4 丸棒のねじり
5 衝撃応力
6 柱の座屈
7 モールの応力円
3 機械力学編
1 力のつりあい
2 重心
3 運動学
4 剛体の動力学
5 摩擦力による運動
6 組み合わせばね
7 歯車
8 物理現象・効果・センサ
4 振動工学編
1 振動の基本
2 ばねの振動
3 強制振動
4 エネルギー法(レーリー法)
5 制振材料
6 音
7 各種問題
5 制御工学編
1 制御の種類
2 各種モデルの運動方程式
3 ステップ関数
4 単位インパルス関数
5 ラプラス変換
6 微分方程式の解法
7 伝達関数
8 制御系の基本要素と伝達関数
9 ブロック線図
10 システムの応用
11 システムの安定性
12 システムの周波数応答
6 流体力学編
1 流体について
2 各種係数と定数
3 ベルヌーイの定理
4 ピエゾメーター,マノメーター(液柱計)
5 摩擦応力係数と管摩擦係数(圧力降下係数)
6 抗力と抗力係数
7 流体がひき起こす現象
8 流れの運動量
9 各種問題
7 熱力学編
1 状態方程式と各法則
2 定数
3 放射と熱伝導
4 熱伝導
5 熱機関
6 理想気体
7 プロパン燃焼の理論空気量
8 各種問題
8 トライボロジー
1 表面硬化処理
2 損傷について
3 六価クロムメッキと三価クロムメッキ
9 付録
1 品質工学
2 単位