1・2陸技受験教室(1) 無線工学の基礎

1・2陸技受験教室(1) 無線工学の基礎
著者 安達 宏司
ジャンル 全て
電子・通信
出版年月日 2000/10/01
ISBN 9784501321406
判型・ページ数 A5・250ページ
定価 2,860円(本体2,600円+税)
在庫 品切れ・重版未定

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 陸上無線技術士の第1級及び第2級試験の受験対策書。出題頻度の高い項目の要点解説と,その練習問題で構成。

 近年,無線通信の分野では,携帯電話などの移動通信を行う無線局の数が著しく伸びています。また,放送の分野においてはデジタル化や多局化により,新たな時代を迎えようとしています。これらの陸上に開設される無線局の無線従事者として,あるいは,それらの無線局の無線設備を保守する,認定点検事業者の技術者として必要な国家資格が第一級陸上無線技術士(一陸技)・第二級陸上無線技術士(二陸技)です。
 本書は,一陸技・二陸技の国家試験受験者のために,国家試験で出題される4科目のうち「無線工学の基礎」の科目について,合格できることをめざしてまとめたものです。
 一陸技・二陸技の国家試験は毎年2回実施されており,試験問題の形式が平成8年7月期から,それまでの筆記式から選択式(択一式・補完式・正誤式)の形式になりました。そこで選択式にマッチした受験勉強の方法が必要になります。
 「無線工学の基礎」の試験内容は電気物理,電気回路,半導体及び電子管,電子回路,電気磁気測定で,かなりの広範囲に及んでいます。さらに各分野で基礎的な知識と,資格によっては詳細な知識や応用知識が要求されます。そこで各分野の各項目ごとに,ここでは何がポイントかを,他分野との関連を含めてしっかりと把握していくことが必要になります。
 本書では各分野のポイントを,最近の出題状況をもとにまとめてあります。出題分野が広範囲に及ぶことと紙数の関係で,十分に網羅できてはいませんが,次の点を考慮しました。
・各項目ごとに,ポイントになるものは箇条書きにした。
・理解を助けるための図を可能な限り多く入れた。
・過去に出題された問題を整理して,広範囲の出題に対応できるようにした。
 また,無線従事者国家試験には,試験免除の制度があり「無線工学の基礎」は,
・認定校等を卒業した。
・無線従事者の資格を有している。
・無線従事者としての業務経歴を有している。
・電気通信主任技術者の資格を有している。
場合に免除対象になる科目で,他の無線工学A・Bや電波法規の科目よりは特典が活用できる科目です。
 本書を利用して国家資格を取得することはもちろん,IT関連技術者として各分野に係る基礎的な知識の修得にお役に立てればと思います。
2000年9月

著者しるす
第1章 電気物理
第2章 電気回路
第3章 半導体と電子回路
第4章 電子回路
第5章 電気磁気測定

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(本体2,600円+税)

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