第二種電気工事士 筆記試験 集中ゼミ 第2版

第二種電気工事士 筆記試験 集中ゼミ 第2版
著者 粉川 昌巳
ジャンル 全て
電気
出版年月日 2008/03/01
ISBN 9784501114107
判型・ページ数 A5・216ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税)
在庫 在庫あり

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本書は,第二種電気工事士の筆記試験受験者のために,短期間で国家試験に合格できることをめざしてまとめたものです.
 第二種電気工事士は,一般用電気工作物の電気工事の作業に従事するときに必要な資格です.しかしこの国家試験は,現在電気工事業に従事している方やこれから従事する方以外にも,電気・電子系の学習をしている学生,および電気系の職業に従事している社会人など,毎年多数の方が受験をしている人気の高い国家試験です.
 第二種電気工事士の国家試験は,(財)電気技術者試験センターにより実施されています.試験では「一般問題30題」,「配線問題20題」の合計50題が出題され,各設問あたり四肢の択一方式によるマークシートで解答します.合格ラインは,50題中30題以上の正解となります.
 本書の構成は,一般問題,一般問題・配線問題に関係する鑑別問題,配線問題の三つの章からなります.
 一般問題と配線問題では,重要知識で試験問題を解くために必要な要点を学習し,次に例題および問題の解答練習を行います.このように実際の試験問題に即応した学習を進めることによって,短期間で国家試験合格への知識が身に付くように構成してあります.
 一般問題・配線問題に関係する鑑別問題では,過去に出題された電気工事に用いる工具や器具などを工事ごとにまとめてあります.鑑別問題は工具や器具の名称や用途を解答するもので,この部では工具や器具の用途を視覚的に覚えられるようにイラストを用いて工夫してあります.
 この国家試験の出題は出題範囲が狭いので,過去に出題された問題に類似したものが数多く出題されます.本書でも過去に出題された問題を精選して各項目に収録しています.
 国家試験に合格する早道は,頻繁に出題される試験内容の重要知識の要点を覚え,既出問題や予想問題を解いて問題に慣れることです.本書を繰り返し活用することで,第二種電気工事士の筆記試験に合格できることを願っています.
 終わりに,本書を出版するにあたり多大なご尽力をいただいた財団法人電気技術者試験センター,および東京電機大学出版局の植村八潮氏,石沢岳彦氏,菊地雅之氏に深く感謝申し上げます.
 平成20年4月
 著者しるす

◆正誤表◆


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正誤表【電技解釈改正による修正】
第1部 一般問題
 第1章 電気に関する基礎理論
  1.1 直流回路
  1.2 熱量・電力・電力量
  1.3 分流器・倍率器
  1.4 電線の抵抗
  1.5 単相交流回路
  1.6 単相交流の直列・並列回路
  1.7 三相交流回路
 第2章 配電理論及び配線設計
  2.1 単相3線式回路と電圧
  2.2 単相3線式回路の電圧降下
  2.3 配電線路の電圧降下
  2.4 許容電流と電流減少係数
  2.5 分岐回路
  2.6 過電流遮断機の性能
  2.7 過電流遮断機の定格電流
  2.8 幹線の許容電流
  2.9 分岐回路における開閉器の省略
 第3章 電気工事の施工方法
  3.1 施設場所による工事の種類
  3.2 ケーブル工事
  3.3 金属管工事
  3.4 合成樹脂管工事
  3.5 可とう電線管工事
  3.6 ダクト工事
  3.7 地中電線路の施設
  3.8 コードの使用制限
  3.9 屋内のネオン放電灯工事
 第4章 一般用電気工作物の検査法と測定方法
  4.1 電圧,電流,電力の測定
  4.2 変流器とクランプメータ
  4.3 接地抵抗の測定法
  4.4 絶縁抵抗の測定法
  4.5 竣工検査の手順,検査の義務
 第5章 電気機械・器具
  5.1 蛍光灯回路
  5.2 照明器具・機器の力率
  5.3 三相誘導電動機の運転
  5.4 電気工事と工具
  5.5 電線
  5.6 スイッチの種類
  5.7 点灯回路
  5.8 コンセントと差し込みプラグ
  5.9 過電流遮断器
 第6章 電気設備技術基準
  6.1 電圧の区分と絶縁抵抗
  6.2 接地工事
  6.3 接地工事の省略
  6.4 漏電遮断器の施設
  6.5 電線の接続法
  6.6 対地電圧の制限と例外
 第7章 電気関係法規
  7.1 電気事業法
  7.2 電気工事士法
  7.3 電気工事士の作業
  7.4 電気工事業の業務の適正化に関する法律
  7.5 電気用品安全法
第2部 鑑別問題
 第8章 電線管工事
  8.1 電線管工事の工具1
  8.2 電線管工事の工具2
  8.3 電線管工事の器具1
  8.4 電線管工事の器具2
  8.5 電線管工事の器具3
 第9章 ケーブル工事
  9.1 ケーブル工事の器具
  9.2 ケーブル工事の工具
 第10章 ダクト工事
  10.1 ダクト工事の器具
 第11章 配線器具
  11.1 配線器具1
  11.2 配線器具2
  11.3 配線器具3
  11.4 配線器具4
  11.5 配線器具5
 第12章 工具
  12.1 いろいろな工具1
  12.2 いろいろな工具2
 第13章 計測器
  13.1 いろいろな計測器1
  13.2 いろいろな計測器2
第3部 配線問題
 第14章 配線用図記号
  14.1 一般配線
  14.2 配線に関する記号と機器
  14.3 照明器具
  14.4 コンセント
  14.5 点滅器
  14.6 開閉器・計器
  14.7 配電盤・分電盤等,呼出
 第15章 木造住宅の施工方法
  15.1 引込口から屋側配線まで
  15.2 開閉器の省略
  15.3 メタルラス張り等の工事
  15.4 接地工事と絶縁抵抗
  15.5 屋内配線
  15.6 200V配線と過電流遮断器
 第16章 単線図から複線図への変換
  16.1 スイッチに至る電線の本数
  16.2 ジョイントボックス間の電線の本数
  16.3 ジョイントボックス内の配線
 第17章 器具と材料の選別
  17.1 圧着ペンチとリングスリーブ
  17.2 配線器具
  17.3 工具と材料
  17.4 測定器

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