サッカーコンディショニングの科学

科学的分析に基づいたコンディショニングの方法

サッカーコンディショニングの科学
著者 浦上 千晶
池田 誠剛
大橋 二郎
掛水 隆
赤木 真二 写真
ジャンル その他
出版年月日 1999/06/01
ISBN 9784501617202
判型・ページ数 A5・128ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり

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 厳しいゲームを行うなかで良い成績を残すには良いコンディショニングを維持していくかが重要な問題となります。コンディショニングを成功させる基本的な条件は栄養,休養,トレーニングの3つのバランスを意識しながら状態をより良い方向に持っていくことにありますが,本書ではこの運動3要素のうち栄養,休養を中心にサッカーの特徴を知りより効果的にベストコンディショニングにもっていく方法を具体例をあげてわかりやすく書かれています。 

 日本が初出場したワールドカップ98フランス大会では,開催国のフランスが初優勝を飾ったことは記憶に新しいことと思います。フランスがすばらしい成績を残したのには,技術,戦術やフィットネスの高さはもとより,コンディショニングが他の強豪国より良かったと思われます。一月間にも及ぶ大会期間中に厳しいゲームを何試合も行なうワールドカップは精神的,肉体的な消耗は相当なものと想像されます。そのなかで良い成績を残すにはいかに良いコンディショニングを維持していくかも重要な問題です。優勝候補に上げられたいくつかの強豪国でコンディショニングの悪さで期待どおりの活躍ができなかった国もあります。コンディショニングを成功させる基本的な条件は,栄養,休養,トレーニングの3つのバランスです。この3つのバランスを常に意識しながら,選手たちの状態をより良い方向に持っていくことが重要です。ゲームのために良いコンディショニングを作ることはもちろんのこと,トレーニング期間中においても,いかにコンディショニングを整えて望むかが重要です。コンディショニングを無視して,単に疲労困ぱいするまでトレーニングすれば良いというものではありません。間違ったトレーニングでは無駄な時間を使うばかりか,故障を起こしたり,サッカーに対する情熱を失わせることさえあります。サッカーの特徴を知り,ゲームでもトレーニングでも最良のコンディショニングで行なうことで始めて効果が大きくなります。ハードにトレーニングをすれば,より高い効果があると思い込んでいる古いタイプのコーチや指導者に指導される選手ほど不幸なことはありません。サッカーの特徴を知り,栄養や休養をうまく取り入れ,良いコンディショニングで科学なトレーニングを行うことこそ,良い選手,良いチームにつながるのです。
 そこで今回の「サッカーコンディショニングの科学」では,運動の3要素であるトレーニング,休養,栄養のうちコーチや監督からは,軽視されがちな休養と栄養を中心に執筆することになりました。
 最後にサッカーを科学し,効率良く上達するための「サッカーおもしろ科学」,効率良くゴールを奪い勝利するための「サッカーゴールへの科学」,選手強化のための「サッカーフィットネスの科学」に続き,トレーニング効果を最大にし,ゲームで良い結果を残すために選手やチームの基本である「コンディショニング」について出版の機会を与えてくださった東京電機大学出版局の植村八潮氏ならびに橘内文氏のご好意に対し,心より感謝申し上げる次第であります。

平成11年5月吉日

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第1章 コンディショニングの科学的原理
第2章 科学的分析に基づいたコンディショニング
第3章 コンディショニングに役立つ食事のはなし

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