自転車と健康

自転車と健康
著者 前田 寛
石橋 健司
岡内 優明
ジャンル その他
出版年月日 1999/03/01
ISBN 9784501616809
判型・ページ数 A5・192ページ
定価 本体2,100円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

 運動して健康になりたい。けれどどのような運動をどうやって始めたらいいかわからない。そういう人を対象に書かれたこの本は,一般に健康志向とアウトドアスポーツが一体化することによって真に豊かな生活を可能にするという思考のもと,両方の側面をもち最も身近なスポーツとして手軽にできる自転車を用い,運動の仕方と必要な生理学的な理論や食事に関する知識を提示している。豊かなライフスタイルを築く一助となる一冊である。

●自転車で新しいライフスタイルを

 運動して健康になりたい。けれど,どのような運動をどうやって始めたらいいかわからない。この本は,そういう人を対象に書かれています。私たちはこの本の中で自転車を用いた運動を勧めます。その理由をこれから述べます。
 1970年以降,日本では高度経済成長に比例して生活が物質面で豊かになり,車社会が広がり,身体を動かす機会が減ったといわれています。その結果,運動不足により生じる生活習慣病(成人病)が蔓延し,これを予防しようとする気運が高まりました。そしてジョギングをはじめ,エアロビクスダンス,スイミング,エクササイズウォーキングなど,健康の維持・増進を目的として運動する人々が増え,運動形態も多様化しています。
 また,余暇時間の増加にともない,1987年にはリゾート法が制定されました。しかし,人々はお金のかかる高級リゾート施設を利用するより,安価で身近に親しめるアウトドアでの活動に魅力を感じたのでしょう。オートキャンプをはじめ,ハイキング,釣り,カヌー,スノーボード,パラグライダーなどのアウトドアスポーツの愛好者が増え,アウトドアブームが到来しました。
 これらの健康志向とアウトドアスポーツが一体化することによって真に豊かな生活を可能にしてくれるということが,一般に認められつつあるような気がします。この健康とアウトドアの両方の側面を持ち,かつ最も身近なスポーツとして手軽にできるのが自転車であると思うのです。人間の力だけで走る自転車は,地球環境に害を与えません。それどころか,人間の体力が向上すれば自動車よりも自転車に乗る機会が増えるでしょう。木や山や空を見ながら自転車に乗れば,人間の生き方が大自然に近づきます。自転車で走るときの爽快感や行動の広さは抜群です。自転車は,これからの人間の生活を豊かにする上で欠かせないものとなるのではないでしょうか。
 そこで本書では自転車とはどのような乗り物かを紹介し,自転車を用いた運動の仕方と,そのときに安全に運動をするために必要な生理学的な理論や,食事に関する知識を提示します。そして,自転車を生活の一部に取り込んだライフスタイルが豊かな生活を可能にし,また健康を保つ上でいかに効果的であるかを示していきたいと思います。
 読むときは,章の順序にこだわらず興味のあるところから読んでもらえたらと思います。この本が,自転車という乗り物に興味を持ち,健康的な生活をするための正しい知識を身につけ,豊かなライフスタイルを築くきっかけになることを期待します。
1999年2月                                     

著者一同
第1章 自転車の基礎知識
第2章 運動とからだ
第3章 自転車と食事
第4章 力学的基礎知識
第5章 自転車ライフ

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