eラーニング白書 2008/2009年版

eラーニング白書 2008/2009年版
著者 日本イーラーニングコンソシアム
ジャンル 情報・コンピュータ
出版年月日 2008/08/01
ISBN 9784501544102
判型・ページ数 B5変・194ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

 eラーニング白書が毎年刊行されるようになって今年で8年目になります。昨年までは経済産業省商務情報政策局情報処理振興課の支援でeラーニング白書が編集されてきましたが、初版の事情で行政の支援を受けられなくなり、eラーニング白書が経済的には廃刊とせざるを得ない状況となりました。
 eラーニング白書を経済的事情により廃刊せざるを得ないことについて、特定非営利活動法人日本イーラーニングコンソシアムの理事会で何度も議論いたしましたが、最大の問題は「一度廃刊をすれば編集のノウハウ、人脈が絶たれ、二度とeラーニング白書を刊行することができなくなる」ということでした。
 私たちはこれまでのeラーニング白書が5000部近い発行部数があり、日本のeラーニング普及に大きな役割を果たしてきているという認識をしています。
 eラーニング白書と少なからぬ関係を保ってきた日本イーラーニングコンソシアムとしては、これまでのような幅広い内容を満載したeラーニング白書を編集することは経済的に無理としても、われわれの人脈とボランティア活動の範囲で、何とかeラーニング白書の刊行を維持できないかという日本イーラーニングコンソシアム会員全体の想いで今回の出版の運びとなりました。
 eラーニングはここ数年着実な進化を遂げて来ているといえます。昨年のeラーニング白書のデータによれば、日本の企業(東証1,2部上場)のおよそ60%はeラーニングを経験するようになっており、さらにeラーニングを活用する業種の偏りも少なくなってきています。
 これは最近のCSR(Corporate Social Responsibility)意識の高まりからeラーニングでコンプライアンス教育を大量に活用される事例の多いことが、eラーニングの浸透を深め、業種別の偏りを少なくすることに寄与したようです。
 また同時に営業、販売部門などの実務の教育に幅広く使われている様子がデータからもうかがえます。テクノロジーの進化によって、ユビキタス端末の普及、ネットワークインフラの進化がこのような活用法をさらに推し進めると予想されます。
 eラーニングはいま新しい進化系を誕生させつつあります。それはナレッジ・ワークに直結した活用法で仕事の基本を学ぶとともに、仕事の場を通じて、仕事仲間とのコミュニケーションやコンピュータに納められた非構造化情報から有効な情報を得たりして、ナレッジ・ワークの質や生産性を上げたり、新人が早く中堅並みのナレッジ・ワークができるようなサポートをするeラーニングです。
 このような使い方は日本でもSNS(Social Networking Service)や社内wikiを備えたeラーニングとして登場しておりますが、アメリカではエンタープライズ・ナレッジ・プラットフォームとして大企業がナレッジ・ワークをサポートするプラットフォームとして活用するようになってきています。
 日本イーラーニングコンソシアムは、これまでのeラーニングの使い方の進化を推進するとともに、新しく誕生するeラーニングモデルも大切に育てていきたいと考えています。
 そのためには、ひとりでも多くの方にeラーニングの全容を理解していただくことが重要であるという認識に立ち、日本イーラーニングコンソシアムはeラーニング白書の刊行に努力していきたいと思います。
 このような想いにご賛同いただき、ご協力いただいた東京電機大学出版局様、NTTレゾナント株式会社様、独立行政法人メディア教育開発センター様、慶応義塾大学DMC様、シンガポールのLimさんおよびアンケートに答えて下さったeラーニングを事業とされる方々のご尽力に感謝いたします。
 昨年よりは小振りになったeラーニング白書ですが、皆様の温かい想いはこれまでと変わらないと信じています。いつまでもeラーニング白書を育て、愛読していただけることを心から念じております。
序章 本書の特徴とeラーニングの定義
 1 各章の構成
 2 eラーニングの定義
第1章 企業、個人におけるeラーニングの活用状況
 1.1 企業における人材育成の概況
 1.2 企業内研修におけるeラーニングの現状(人事・研修担当者の視点)
 1.3 個人のeラーニング活用状況(学習者の視点)
 特別寄稿 事例研究から考察した企業と大学のeラーニング活用の実態と展望
第2章 教育機関におけるeラーニングの活用状況
 2.1 調査概要
 2.2 調査内容
 2.3 取組み事例
第3章 eラーニングビジネスの動向
 3.1 eラーニング関連事業の枠組み
 3.2 eラーニングベンダの実態とeラーニングビジネスの現状
 3.3 eラーニング普及のための活動と方策
第4章 アジア主要国の状況
 4.1 韓国のeラーニング事情
 4.2 台湾のeラーニング事情
 特別寄稿 シンガポールの状況:シンガポールにおけるeラーニングの実践についての概要(和訳)
第5章 SCORM規格の普及
 5.1 SCORM規格の概要
 5.2 SCORMアセッサ制度
 5.3 SCORM規格の普及状況に関する調査
 5.4 今後の動向
付 録 アンケート調査の概要

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