パソコン力養成ゼミ

ゼロからわかる基本用語150

パソコン力養成ゼミ
著者 東京電機大学パソコン力向上委員会
ジャンル 情報・コンピュータ
出版年月日 1999/05/01
ISBN 9784501530006
判型・ページ数 B6・226ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 品切れ・重版未定

この本に関するお問い合わせ・感想

 これからパソコンを利用しようというパソコン初心者に向けて,普段からパソコンを利用している理工系大学生が書いた,パソコンの用語集。厳選されたキーワードをもとに,パソコンを利用するにあたって必要となる知識を,その語源や比喩,興味深いエピソードなどを交えて分かりやすく解説した,新しいタイプの用語集となっている。

 この本は,普段パソコンに比較的接することの多い理工系の大学生が書いた,パソコン用語辞典です。
 インターネットブームで,とにかくホームページが見たい,電子メールが使いたい,Windows98って何?とにかく良く分からないけどパソコンを買ってしまった・・・。これからどうしようか?ということになるのですが,マニュアルや雑誌はなんだか分からない言葉でいっぱいですね。言葉の壁がパソコンを難しいものだとか,わかりにくいものだと思ってしまったら,それは間違いです。
 コンピュータは技術の進歩が早いので,新しい言葉が次々に出てきます。技術につけられた名前や概念を説明するための言葉もどんどん生まれてきます。しかし,すべてが重要で理解しなければいけない言葉ではありません。最小限度のキーワードとそれにともなった理解と実践(まね)によって,基礎的かつ共通の「パソコン力」を身につければ,もうあなたは立派なパソコンユーザーの仲間入りです。あとは,ユーザーによって使用方法は千差万別ですから,自分に必要な方向に「パソコン力」を伸ばして,「マイ・パソコン・ワールド」を広げてゆきましょう。
 本書は,まったく新しいタイプのパソコン比喩用語辞典です。厳選されたキーワードをもとに,必要な知識が身につくように編集されています。
 コンピュータを起動することを「bootする」なんていいますが,この語源は乗馬用の靴(boot)で馬に「蹴りを入れる」ことです。このようにコンピュータ用語では,色々な分野の比喩によって表現されていることが多いのです。この点に着目して,①語源を示すこと,②比喩(たとえ)を用いることの2点に力を注ぎ,「本当に初心者(ビギナー)に分かりやすいパソコン比喩用語辞典を作ろう!」と,興味を持つものが集まって作りました。
 最初は,「パソコンオタクがいっぱい集まってマニアックなものになるのかなぁ」と正直,心配でした。いざ始まってみると,10年以上の経験を持つベテランから,大学入学から間も無くまだ1回もパソコンを使ったことのない初心者まで,様々なメンツがそろいました。そのせいもあってか,用語を選び出していくつかの用語辞典・英和辞典で調べてみるという単調な作業が何回か続きました。これではただの寄せ集めか切り張りでしかありません。実際「比喩を主体とする最初の方向性と違う」というもっともな意見や編集方針をめぐる対立や激論もあり,半ば険悪なムードが漂いました。ピンチでした。
 しかし「本当に役に立ついいものを作るにはどうすべきか」ともう一度考え直すチャンスにもなりました。結論としては,辞書という形にこだわらずに編集することにしました。また操作手順の順に章建てし,用語を配列しました。順に読んでもらえば,パソコンを買うところからインターネットにアクセスしたり,パソコンを活用するための手助けになると思います。読みやすく,文章量を少なく感じられる読み物風に仕立てるよう努めました。
 ちなみにこの作業でひとつ発見がありました。皆さんは「コンピューター」と「コンピュータ」どちらを使いますか。結局どちらでも通じるのですが,その使い分けは分かりませんよね。実は理学系分野では「コンピューター」と延ばし,工学系分野では語尾は延ばさないのだそうです。
 最終段階では,持ちよった原稿に「鬼の直し」が入りました。下手な文章と自分でも分かってはいても,それを書き直されることは誰だって気分の良いものではありません。「この表現だけは譲れない」と思うことは当然です。しかし「本当に役に立つものを作りたい!」のです。「この表現の方が分かりやすい」「こんな文章だと面白い」「ぜひ皆さんに知ってもらいたい経験がある」というものがございましたらぜひ本学出版局までお送りください。我々メンバー全員,たとえ自分の文章が全部差し替えられても大歓迎です(ちょっとは寂しいですが)。
 人間は既存のものを守りたくなるものです。でもそれは,新しい芽の妨げとなってしまいます。ですから,後輩やユーザーはじめ皆さんで,皆さんのためにドンドン書き続けて欲しいのです。そう,この本の作者はパソコンに関わるすべての人々なのです。
1999年4月

東京電機大学理工学部教養ゼミ
ゼミ幹事 村田 竜一
     浅利雄一郎
Section1 とにかく,コンピュータを買いに行く
Section2 電源を入れてから
Section3 とりあえずワープロでも打ってみる
Section4 コンピュータはどうして動くのか、少し考えてみたくなる
Section5 インターネットって何かしら?
Section6 インターネットの仲間に加わる
Section7 インターネットで少し夜遊び
Section8 ちょっとだけ凝って「通」ぶったりして
Section9 「コンピュータ社会」について蘊蓄を傾けたりする

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