はじめてのVHDL

はじめてのVHDL

VHDLは電子システムの回路を記述する言語であり,具体的な回路作りを通して回路記述の仕方や知識を身に付ける構成とした。

著者 坂巻 佳壽美
ジャンル 電子・通信
出版年月日 2011/04/01
ISBN 9784501327903
判型・ページ数 A5・186ページ
定価 本体2,100円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

VHDLは電子システムの回路を記述するための言語であり,言語を使いこなせれば,思いどおりの回路を設計することができる。本書は具体的な回路作りを通して,VHDLによる回路記述の仕方や知識が身に付く構成となっている。「ストップウォッチ」を題材にして,順を追ってVHDLを記述していく。実例をもとに解説をしているので,効率的・効果的にVHDLが学べる。

 作りながらVHDLを学ぼう!
 今やICを自作できるという時代になりました。ディジタル回路を作るのに、部品集めから、プリント基盤のエッチングや穴あけ作業から、そしてはんだ付けという職人芸からも解放されたのです。プログラムを作るように、ただキーボードをたたくだけで、希望するディジタル回路を内蔵した自分専用のICが作れます。
 となると、これまでははんだ付けが面倒なためにペンディングとなっていた回路を作ってみたくなって、私はVHDLを覚える気になりました。当時の開発環境は、一式数千万円もする時代でした。
 ところが現在ではフリーソフトまで用意されています。なんとよい時代になったことでしょう。ここまで条件がそろってきているのに、VHDLに取り組まない理由があるでしょうか?まさに今が、VHDLを身につける適期だと思います。なにはともあれ、VHDLに接してみませんか?
 本書では、具体的な回路作りを通して、VHDLによる回路記述の仕方を紹介しています。文法など細かなことはさておき、まずは何をどのようにすれば、希望する回路を内蔵したICを手にすることができるのかを疑似体験していただくことを、本書の最大の狙いとしました。
 具体的な回路例としては、皆さんがよく知っている”ストップウォッチ”をとりあげ、その機能をいくつかのブロックに分割し、個々のブロックを順にVHDLで記述していきます。その際、各ブロックに固有なVHDLによる回路記述法について解説します。これらの記述法の積み上げによって、VHDLによる回路記述全般に関する知識が身に付くことでしょう。
 それでは、読者の方々が本書を一気に読破され、明日からVHDL技術者としての活動を開始されることを期待しています。
 2002年4月
 坂巻佳壽美

 追 記
 本書は2002年の初版発行以来、(株)工業調査会から刊行され、幸いにも長きにわたって多くの読者から愛用されてきました。このたび東京電機大学出版局から新たに刊行されることとなりました。本書が今後とも、読者の役に立つことを願っています。
 2011年4月
 坂巻佳壽美

◆正誤表◆


正誤表のダウンロード
Step1 VHDLの基礎
 1.なぜ今VHDLか?
 2.VHDL開発環境
 3.VHDLの書き方
Step2 ストップウォッチを作るⅠ
 1.LEDを点灯させる
 2.スイッチを接続する
 3.7セグメントLEDに数字を表示させる
 4.組み合わせ回路のまとめ
Step3 ストップウォッチを作るⅡ
 1.順序回路のまとめ
 2.500m秒周期のパルスを発生させる
 3.1桁のカウンタを作る
 4.2桁に改造する
 5.ストップウォッチにまとめる
Step4 VHDL文法のあらまし
 1.一般的な注意
 2.VHDLプログラムの基本モデル
 3.データの種類
 4.VHDLのデータ型
 5.VHDLの演算子
 6.同次処理文(コンカレント・ステートメント)
 7.順次処理文
 8.フリップフロップとカウンタ
 9.非同期リセットと同期リセット
 10.カウンタ
 11.階層設計
索 引

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