臨床工学テキスト 生体機能代行装置学 血液浄化

臨床工学テキスト 生体機能代行装置学 血液浄化

臨床工学技士になるための必修科目である人工透析・血液浄化についてまとめた教科書。具体的な疾患や治療法を詳しく説明した。

著者 海本浩一 編著
北村 洋
岩谷博次
平井康裕
ジャンル 電子・通信
シリーズ 臨床工学テキスト
出版年月日 2010/03/01
ISBN 9784501327507
判型・ページ数 B5・172ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり

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臨床工学技士になるための必修科目である人工透析・血液浄化についてまとめた教科書。医療機器の仕組みの説明はもちろん、医学的専門用語の解説、具体的な疾患や治療法を詳しく説明。資格試験の必須項目を完全網羅。模擬問題も掲載。

 初めて血液浄化を学ぶ学生にとって教材選びは難しい。およそ20年間医療現場で血液浄化に従事し,その間の10年は臨床工学技士養成校2校で非常勤講師として,その後6年間大阪電気通信大学で生体機能代行装置学という科目名で血液浄化を担当してきた私の実感である。様々な血液浄化の専門書を教材として使用してきたが,すでに臨床工学技士の国家資格を持ち医療現場で働いている者にとっては良き本であろうが,最初の第一歩を踏み出す学生にとっては,かなり専門領域に踏み込んだ内容となる。ならば,自分自身で作成したレジメ等を講義で使いながら毎年少しづつ修正,加筆を加え積み重ねてきたものをまとめてみようと思い,本書の前身となる本を作成し数年教材として使用してきた。もちろん,私だけで書くことができない部分は,病院時代にお世話になった先生方にも執筆して頂いた(岩谷博次先生は前勤務先の大阪厚生年金病院勤務時代に執筆)。自分でもようやく納得のいく内容となったので今回出版の機会を頂いた。
 本書は15回の授業回数に合わせて1章?12章で構成しており,血液浄化全般がわかる内容を盛り込んでいる。専門書ではなく授業の教材として作成したものであり,各章ごとに演習問題や課題を出している。この演習問題と課題は今も学生に対し授業で行っているものであり,国家試験を意識して作成している。もちろん,既卒の臨床工学技士の方々にもお役に立てればという思いで執筆したつもりである。
 本書を作成するにあたり,多くの方々にご協力を頂きここに感謝する次第であります。なかでも,私が透析療法に従事した初期にご指導頂いた田中寛先生(前・大阪市立大学医学部泌尿器科講師),学位指導を頂いた林壽郎先生(前・大阪市立大学先端科学研究所教授),留学中熱心にご指導いただいたN.K.Man先生(前・パリ大学医学部ネッカー病院教授)に深く感謝致します。
 最後に,血液浄化を学ぶ学生にとってわかりやすく理解でき,本書を通して血液浄化にご興味を抱いて頂ければ幸いです。今後も,よりよい教材として改良していきたく思うので,ご意見等を頂ければ助かります。
 平成22年2月  海本浩一
第1章 血液浄化概論
 1.1 血液浄化の歴史
 1.2 各種血液浄化法
第2章 腎臓・腎不全・慢性腎臓病
 2.1 腎臓
 2.2 腎不全
 2.2 慢性腎臓病
第3章 ダイアライザー
 3.1 ダイアライザー
 3.2 ダイアライザーの構造
 3.3 ダイアライザーの機能性
 3.4 ダイアライザーの生体安全性
 3.5 ダイアライザー膜と生体適合性
第4章 透析液
 4.1 透析液
 4.2 浸透圧
第5章 透析装置
 5.1 水処理装置
 5.2 透析装置の概要
 5.3 透析中の安全管理
 5.4 透析装置の洗浄・消毒
第6章 バスキュラーアクセス
 6.1 シャント
 6.2 そのほかのバスキュラーアクセス
第7章 抗凝固法
 7.1 抗凝固剤
 7.2 ヘパリン投与法
第8章 透析患者の合併症
 8.1 透析患者の合併症
 8.2 長期透析患者の合併症
第9章 腎不全と患者管理
 9.1 腎不全と管理
 9.2 血液透析中の患者管理
第10章 血液濾過
 10.1 血液濾過
 10.2 血液透析濾過とその変法
第11章 腹膜透析
 11.1 腹膜透析
 11.2 合併症
第12章 アフェレーシス
 12.1 血漿交換療法
 12.2 吸着療法

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