はじめてのセンサ技術

はじめてのセンサ技術

センサは人間の感覚機能を技術化したものである。本書はそのセンサの原理や構造,使い方についてわかりやすくまとめた。

著者 増田良介
ジャンル 電気
出版年月日 2011/04/01
ISBN 9784501115401
判型・ページ数 A5・210ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり

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センサは人間の感覚機能を技術化したものである。本書はそのセンサの原理や構造,使い方をわかりやすくまとめた。人間の五感と対応付けて解説をしているため,初学者でもわかりやすく学べるよう工夫をした。また,センサから得られた情報の具体的な処理方法や制御への利用についても解説。

 センサとはまさに千差万別であり,その技術は幅広い分野に広がっており,また,日々発展し続けている。このよなセンサを利用するにあたって,その基本的原理と性質を知っておくことは非常に大切である。その知識は特に厳密な理論を必要とするわけでもなく,長年の経験を要することでもない。しかしながら,機械やプロセスを制御するとき,どのような情報が必要であるか,どこにどのようなセンサをおくかといった設計問題に対しては,基本的なセンサの知識はもちろん最新のセンサ技術の流れを知っておく必要がある。
 さて,従来のセンサ関連の入門書はただセンサを項目ごとに羅列してあるだけで,体系的にかつ必要な事項のみがまとめられているものは少なかった。そこで本書ではセンサを人間の五感と関連付け,センサ技術を分かりやすくかつ興味を持って読んでいただけるような解説を試みることにした。まず,人間の感覚機能に注目し,それらを工学的に実現する手段としてセンサを位置づけ,古典的な基本センサから最新のセンサまでを系統的に紹介していくこととした。また,これからのインテリジェントなシステムを設計・製作しようとする技術者のための入門書として情報処理や制御,応用を念頭におくこととした。
 内容的には,まず第1章で人間の五感と現在使われているセンサの基本原理および材料について述べ,これ以降人間の感覚と対応して,内部感覚(第2章),手や指を中心とした触覚(第3章),もっとも多くの情報を収集する視覚(第4章),聴覚(第5章),味覚,嗅覚と温覚(第6章)という順に説明することとした。さらにセンサで得られた情報を処理する方法について1章を設け,最後にセンシングシステムの実際の例を挙げることとした。
 本書を執筆するに当たり,センサ技術に対する数々の有益な助言をいただいた東京工業大学名誉教授・長谷川健介氏に深謝する。また,センサの収集と写真撮影に協力いただいた東海大学技術職員・米岡寿氏に謝意を表する。
 1998年9月
 ポーランド,ジェローナ・グラにて
 著者

 本書は1998年の初版発行以来,(株)工業調査会から刊行され,幸いにも長きにわたって多くの読者から愛用されてきました。このたび東京電機大学出版局から新たに刊行されることとなりました。本書が今後とも読者の役に立つことを願っています。
 2011年4月
 著者
第1章 センサの基本
 1.1 センサとは
 1.2 人間の感覚とセンサ
 1.3 センサの原理と材料
 1.4 センサ構成と情報処理
第2章 計る…内界計測センサ
 2.1 力のセンサ
 2.2 加速度・速度のセンサ
 2.3 変位・角度のセンサ
第3章 触れる…触覚
 3.1 接触センサ
 3.2 触覚センサ
 3.3 すべり覚センサ
 3.4 力覚センサ
第4章 見る…視覚
 4.1 光センサ
 4.2 距離センサ・近接覚センサ
 4.3 視覚センサ(ビジョンセンサ)
 4.4 視覚センサの新しい技術
第5章 聞く…聴覚
 5.1 音響センサ
 5.2 超音波センサ
 5.3 音声センサ
第6章 感じる…温覚,味覚,嗅覚
 6.1 温度センサ
 6.2 湿度センサ
 6.3 味センサ
 6.4 においセンサ
 6.5 バイオセンサ
 6.6 磁気センサ
第7章 センサ情報処理・制御
 7.1 アナログ信号処理
 7.2 ディジタル信号処理
 7.3 センサフュージョン
 7.4 センサ制御
第8章 センサの応用
 8.1 家電製品
 8.2 ロボットと人工現実感
 8.3 自動車
 8.4 セキュリティーシステム
 8.5 自動審判システム
おわりに
参考文献
さくいん

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