第二種電気工事士筆記試験 集中ゼミ

第二種電気工事士筆記試験 集中ゼミ
著者 粉川 昌巳
ジャンル 電気
出版年月日 2004/02/01
ISBN 9784501112004
判型・ページ数 A5・200ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 品切れ・重版未定

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ポイント学習で効率のよい試験対策を提案

高度情報化社会の到来により,電気に対する信頼度が一層求められておりますが,電気知識の高まりや電気材料,工法の進歩とあいまって,安全に電気工事ができる時代になりました。しかし,電気は目に見えないので,一歩間違えば電気事故だけでなく,人命までも失う恐れがあることから,電気関係に携わる者は,相応の知識と技能を身につける必要があります。
 この目的で,電気工事士法が制定(昭和35年)され,法的に電気工事士の資格を取らなければ600V以下の一般電気工作物の工事はできないように制度化されています。
 さらに,電気技術の目覚ましい発展と電気設備の近代化に伴い、7000V以下の高圧について建設・保守に関する安全上の要請が高まりました。これらの要請に応じるため,より高い知識と技能の向上を図る目的で,日本電気協会により「高圧電気工事技術者試験」制度が発足(昭和37)しましたが,その後,昭和62年9月に関係法令が改正され,「第一種電気工事士制度」が設けられて昭和63年9月から施行になりました。これによって,従来の「電気工事士」は「第二種電気工事士」になりました。
 「第一種電気工事士」の資格は,電気を勉強する者にとって実践的な力を付ける格好の場であり,電気工事を職業とする人は勿論,最近では工業高校で勉強している生徒も必須として積極的に受験する傾向にあります。
 本書は,東京電力の企業内学校である東電学園により『第一種電気工事士受験必携』として1989年に初版が発行されて以来,信頼のおける受験書として好評をもって版を重ねてまいりました。この程,最新の出題傾向を十分に検討して内容の見直しをはかり,書名も新たにいたしました。基礎理論から鑑別の写真まで体系的に集大成することにより,学校の教材としては勿論,一人で電気の勉強をされる方にも十分理解できるように配慮してあります。
 編集に当たり留意した事項は次のとおりです。
 ● 出題傾向を分析した例題を重点的に取り上げ,平易に解説した。
 ● 電気機器,電気応用・シーケンスに関するものを多く取り入れ,これらについて解説を加えた。
 ● 「電気設備技術基準」の改訂内容および「電気設備技術基準の解釈について」の内容を取り入れた。
 ● 新しい鑑別の写真やマークシートで答える出題方式を例題に加えた。
 ● 付録として,電卓を使わなくても簡単に計算できる「便利で役立つ暗算法」を参考に載せた。
 最後に,本書を活用されることにより,電気の知識と技術をより深く理解されるとともに,"第一種電気工事士の資格取得の栄冠"を達成されることを心から願っております。
 今後とも読者の皆さんのご意見,ご希望をお寄せいただければ幸いです。
2000年6月
編者記す
第1章 基礎理論
 1.1 直並列回路
  1.2 導体の抵抗値
  1.3 ブリッジ回路
  1.4 磁気と静電気
  1.5 交流の波形
  1.6 交流の基本回路
  1.7 RLC直並列回路
  1.8 電力と力率
  1.9 三相交流回路
  1.10 電圧・電流・電力の測定
  1.11 電気計器の分類
 章末問題1

第2章 電気機器
 2.1 変圧器の原理と特性
  2.2 変圧器の並行運転
  2.3 変圧器の損失と効率
  2.4 変圧器の結線
  2.5 変圧器の試験法
  2.6 同期電動機
  2.7 誘導電動機の原理と特性
  2.8 誘導電動機の起動法
  2.9 絶縁材料の種類と最高許容温度
 章末問題2

第3章 電気応用
 3.1 照明
  3.2 電熱
  3.3 電動機応用
 章末問題3

第4章 発電・送電設備
 4.1 水力発電所
  4.2 汽力発電所
  4.3 ディーゼル発電機とコージェネレーションシステム
  4.4 送電設備
 章末問題4

第5章 配電設備
 5.1 配電電圧
  5.2 低圧配電方式
  5.3 単相2線式と単相3線式との比較
  5.4 電圧降下および電圧変動率
  5.5 電力損失および電力損失量
  5.6 支線の強度計算
  5.7 電圧調整
 章末問題5

第6章 受電設備
 6.1 受電設備の分類と設備制限
  6.2 遮断器・開閉器・断路器
  6.3 短絡電流・短絡容量計算
  6.4 変圧器容量の決定と需要率・負荷率・不等率
  6.5 変圧器の開閉装置と変圧器の保護
  6.6 高圧進相用コンデンサとコンデンサの開閉装置
  6.7 力率改善に必要なコンデンサ容量の求め方
  6.8 計器用変圧・変流器
  6.9 保護継電器
  6.10 避雷器
  6.11 直列リアクトル
  6.12 蓄電池
 章末問題6

第7章 配線図とシーケンス制御
 7.1 配線図
  7.2 シーケンス制御の基本回路
  7.3 三相誘導電動機の始動・停止制御回路
  7.4 三相かご形誘導電動機のY-Δ始動回路
  7.5 三相誘導電動機の正・逆回転
 章末問題7

第8章 電気工作物の工事法
 8.1 架空電線路
  8.2 地中電線路
  8.3 責任分界点
  8.4 引込線
  8.5 高圧屋側電線路
  8.6 高圧屋内配線
  8.7 低圧屋内配線
  8.8 接地工事
 章末問題8

第9章 電気工作物の検査法
 9.1 導通試験
  9.2 電路の絶縁抵抗測定
  9.3 絶縁耐力試験
  9.4 接地抵抗測定
  9.5 継電器の試験法
  9.6 高圧ケーブル絶縁劣化診断
 章末問題9

第10章 法規
 10.1 電気事業法及び電気事業法施行規則
  10.2 電気工事士法
  10.3 電気工事の業務の適正化に関する法律
  10.4 電気用品取締法
  10.5 電気設備に関する技術基準
 章末問題10

第11章 鑑別
 11.1 鑑別資料
 章末問題11

第12章 技能試験
 12.1 技能試験の内容
  12.2 受験上及び答案用紙記入上の注意事項

便利で役立つ暗算法
(1) ある数を5倍,25倍,125倍する場合などの解き方
 (2) ある数を1/5倍,1/25倍する場合などの解き方
 (3) 15^2,25^2など2乗する場合などの解き方
 (4) 簡単に解ける電気関係の計算法

章末問題解答

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