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PICアセンブラ入門

浅川 毅(著)

A5判  184頁 並製
 2,500円+税
ISBN 978-4-501-53230-7 C3055
在庫あり

奥付の初版発行年月 2001年02月
書店発売日 2001年02月28日

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紹介

マイコンの動作原理や2進級の取扱いなどマイコン初学者でも理解できるように解説。

 高性能で汎用性のあるワンチップマイコンのPICは,身の回りの制御用素子として多く使用されている。
 本書は,マイコンの動作原理や2進数の取り扱いなど,マイコン初学者でも理解できるように解説。PICを取り扱う上でつまづきやすいアセンブラプログラムを,最もよく使用されているPIC 16F84に的を絞って解説。

目次

第1章 マイコンとPIC16F84
1.1 マイコンとは
 2. マイコンの構
 3. マイコンの動作
 4. マイコンの処理性能
 1. マイコンとその利用
 5. マイコンの分類
1.2 PIC16F84
  1. PIC16F84の特徴
  2. PIC16F84の基本構成
  3. PIC16F84の構成要素
  4. PICの使用例
1.3 プログラム開発
 1. 準備
 2. 開発手順
   演習問題1
第2章 マイコンでのデータの扱い
2.1 2進数と16進数
  1. 10進数,2進数,16進数
  2. 10進数,2進数,16進数の変換
2.2 2進数の計算
  1. 負の数の表現
 2. 2進数の加算,減算
2.3 論理演算
 1. 算術値と論理値
 2. NOT,AND,OR,EX-OR
 3. シフト・ローティト演算
   演習問題
第3章 アセンブラ言語
3.1 命令の種類と命令の形式
  1. 機械語とアセンブラ言語
  2. 命令の種類
  3. 命令の形式
3.2 機械語命令の働き
 1. 転送命令
     MOVF命令/MOVWF命令/MOVLW命令
  2. 演算命令(算術演算命令)
     ADDWF命令/ADDLW命令/SUBWF命令/SUBLW命令/INCF命令/DECF命令
  3. 演算命令(論理演算命令)
     COMF命令/ANDWF命令/ANDLW命令/IORWF命令/IORLW命令/
     XORWF命令/XORLW命令
  4. 演算命令(ローティト演算命令)
     RLF命令/RRF命令
 5. 演算命令(その他の演算命令)
    CLRF命令/CLRW命令/BCF命令/BSF命令/SWAPF命令/CLRWDT命令
 6. 分岐命令(条件分岐命令)
     INCFSZ命令/DECFSZ命令/BTFSC命令/BTFSS命令
  7. 分岐命令(無条件分岐命令)
     GOTO命令
 8. 分岐命令(サブルーチン命令)
    CALL命令/RETFIE命令/RETLW命令/RETURN命令
 9. 制御命令
 10. 機械語命令のまとめ
3.3 アセンブル例
  1. 疑似命令
  2. MPASMによるアセンブル例
    演習問題
第4章 基本プログラムの作成
4.1 プログラムの書式と記述例
4.2 基本操作
 1. データ転送
 2. 条件分岐
 3. 繰り返し
 4. 数値計算
 5. ビット操作
   演習問題
第5章 応用プログラムの作成
5.1 副プログラム
 1. サブルーチン
 2. 割り込みサブルーチン
5.2 制御
 1. 入出力ポートの設定
 2. 入力処理
 3. 出力処理
5.3 プログラム例
 1. 論理回路の代用
 2. 入力ノイズの除去
 3. ライントレースカー
   演習問題
6.マイクロマウスのプログラム
6.1 MPLABを使用したプログラム開発
1. MPLABのインストールと設定
 2. アセンブル
 3. シミュレータ
6.2 プログラムの書き込み
 1. ライタの接続
 2. プログラムの書きこみ
演習問題の解答
参考URL
索 引

前書きなど

 まえがき  「マイコンを使って,制御や計測をしてみたい!」と考えている人は多いのではないでしょうか。しかし,「アセンブラ言語が難しそう」と思って,ためらっている人が多いようです。確かに,アセンブラ言語はBASICやC言語などに比べて,なじみにくい面もあるかもしれませんが,プログラム作成の“コツ”をつかめば,誰でも使いこなせるようになるはずです。
 本書は,安価で高性能のマイコンである,PIC(ピック)を使ってアセンブラプログラミングの基礎を解説してあります。みなさんが,コツをつかみやすいように次の点に留意して解説しました。
・ マイコンの初めて学ぶ人にも理解できるよう,マイコンの基本構成や2進数の取り扱いなど,マイコンの基礎から解説。
・ ハードウェアの知識については深入りせずに,プログラミングに必要とされる内容に限定して解説。
・ 内容の理解度を深めるために,章末の演習問題の他に必要に応じて約40問の問いを用意。
・ 本書のみですぐにプログラムの作成ができるよう,付属CD-ROMに開発環境と本文中のプログラムを収録。また,付属ソフトにより作成したプログラムの動作確認が行えるため,マイコンを使用せずにプログラミングのトレーニングが行える。インストール,アセンブル,シミュレーション,プログラムの書き込み等の方法については,具体例をあげて解説。
・ 著者が長年にわたりマイコン制御指導の一環として取り組んできた,ロボット競技大会等のノウハウを活かし,これらの実プログラムでよく使われるプログラムテクニックを取り上げて解説。
 また,本書はどの章からも学習を始められるように,章ごとに内容を完結させるように配慮して構成しました。
  第1章 マイコンのハードウェアに関する内容
  第2章 アセンブラに必要なデータの扱い
  第3章 各命令の解説と使い方
  第4章 アセンブラプログラミングの技法
  第5章 実プログラムにおけるテクニック
  第6章 付属開発ソフトの使い方とその事例
 すでに理解されている所は読み飛ばし,必要に応じて索引より参照する方法など,自分に合ったトレーニング方法をみつけて実力を身につけてください。
 著者は8086,Z80,6809,μPD17P103,COMET,V25,H8,PIC等のマイクロプロセッサを扱ってきましたが,アセンブラプログラミングに関する基本的な技法は共通であると感じています。みなさんの次へのステップの足がかりとして,本書を活用して頂ければ幸いです。
 終わりに,本書を出版するにあたり多大なご尽力をいただいた東京電機大学出版局の植村八潮氏,石沢岳彦氏に深く感謝申し上げます。

2001年元旦 著者しるす

著者プロフィール

浅川 毅(アサカワ タケシ)

関連リンク

・ダウンロード:第6章の補足説明

上記内容は本書刊行時のものです。

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