無線従事者試験のための数学基礎

一総通・二総通・一陸技・二陸技・一陸特・一アマ対応

無線従事者試験のための数学基礎

無線従事者国家試験の上級資格の計算問題を丁寧に解説。第2部では過去問題から多くの計算問題を掲載。実際の試験に役立つ。

著者 加藤 昌弘
ジャンル 全て
電子・通信
出版年月日 2016/03/01
ISBN 9784501331702
判型・ページ数 A5・176ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税)
在庫 品切れ・重版未定

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無線従事者国家試験の上級資格の計算問題をていねいに解説。計算において基礎中の基礎である四則演算から、指数、対数計算など、必要な計算を解説。第2部は過去問題から多くの計算問題を掲載。実際の試験に役立つ。

 一総通,二総通,一陸技,二陸技,一陸特,一アマなどの上級資格と呼ばれる無線従事者国家試験の無線工学に出題される計算問題を解くには,四則演算を基礎として「指数計算」,「対数計算」,「三角関数」などを理解する必要があります.
 例えば,一陸特(第一級陸上特殊無線技士)の「無線工学」の試験では,24問中,計算問題が6問前後出題されます,この計算問題をいかに攻略していくかが合格の鍵を握るといっても過言ではありません.計算問題は,暗記問題に比べて,暗記事項が少なく一度理解すれば簡単に解けるようになります.したがって,上級資格の計算問題を攻略していくためには数式を効率よく取り扱うための計算力が必要不可欠なものとなります.
 本書は,試験で必要なこの計算力を身につけるため,四則演算の基礎からわかりやすく解説し,短時間で効率よく学習できるように,2部構成としています.
 第1部は,9章からなり,四則演算の基礎から三角関数までを学習していきます.その方法は,各章のそれぞれのセクションごとに,解説→例題→練習問題という順序で学習していき,計算力を身につけていきます.練習問題は,そのセクションのポイントを定着させるため書き込み式としました.
 第2部は,過去に出題された上級資格の国家試験問題をピックアップしています.各問題には,「問題を解くためのポイント」を設けていますので,問題を解く上での着目する点は何かを押さえながら解答してください.解説は,できる限りやさしく解けるように,そして,計算過程が理解できるように,できる限り省略せずに記述しています.「継続は力なり」です.繰り返し問題を解いていくようにしてください.そうすれば必ず問題を解くための計算力は身についてきます.
 本書を利用し,目標とする「上級資格の突破」を実現していただければ幸いです.
2016年2月
著者しるす

◆正誤表◆


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第1部 数学の基礎
 第1章 四則演算
  1.1 正の数,負の数
  1.2 加法(足し算)
  1.3 減法(引き算)
  1.4 乗法(掛け算)
  1.5 除法(割り算)
  1.6 四則演算の優先順位
  練習問題の解答
 第2章 小数と分数
  2.1 小数とは
  2.2 分数とは
  2.3 分数の種類
  2.4 約分
  2.5 通分
  2.6 分数の大小
  2.7 分数の四則演算
  2.8 分数式
  練習問題の解答
 第3章 指数と対数
  3.1 指数とは
  3.2 対数とは
  3.3 指数,累乗と常用対数のおさらい
  練習問題の解答
 第4章 デジベル計算
  4.1 デジベルの計算
  練習問題の解答
 第5章 平方根
  5.1 平方根とは
  5.2 ルートの性質
  5.3 ルートを含む式の計算
  5.4 ルートの中の数を簡単にする
  5.5 分母の有利化
  5.6 平方根の大小
  練習問題の解答
 第6章 式の計算
  6.1 文字を使った式の表し方
  6.2 式の値
  6.3 単項式,多項式
  6.4 等式の変形
  練習問題の解答
 第7章 方程式と比例式
  7.1 方程式とは
  7.2 1次方程式
  7.3 連立方程式
  7.4 比と比例式
  練習問題の解答
 第8章 複素数
  8.1 複素数とは
  8.2 複素数の演算
  練習問題の解答
 第9章 三角関数
  9.1 三角比
  9.2 弧度法
  9.3 正弦波交流
  練習問題の解答
第2部 試験問題に挑戦

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