第一級陸上特殊無線技士国家試験 計算問題突破塾

第一級陸上特殊無線技士国家試験 計算問題突破塾

受験者が一番苦労する「無線工学」の計算問題を徹底的に解説。複雑な計算を効率よく行うためのノウハウとテクニックを凝縮。

著者 吉村 和昭
ジャンル 全て
電子・通信
出版年月日 2015/07/01
ISBN 9784501331207
判型・ページ数 A5・208ページ
定価 2,640円(本体2,400円+税)
在庫 在庫あり

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受験者が一番苦労する「無線工学」の計算問題を徹底的にやさしく解説。解答するためのヒントとともに、詳細な計算過程を掲載。複雑な計算を効率よく行うためのノウハウとテクニックを凝縮。

 無線従事者の資格は,「総合無線従事者」3資格,「海上無線従事者」8資格,「航空無線従事者」2資格,「陸上無線従事者」6資格,「アマチュア無線従事者」4資格の計23資格あります.第一級陸上特殊無線技士(以下「一陸特」)は9種類ある特殊無線技士資格のうちの一つで,年間受験者数が約1万人を超える人気のある資格ですが,その合格率は概ね25~30%と厳しくなっています.
 一陸特の国家試験の試験科目は,「無線工学」と「法規」の2科目です.「無線工学」は24問,「法規」は12問出題され,試験時間は両方で3時間です.両科目とも1題5点の配点で,無線工学120点満点,法規60点満点で合格点は無線工学75点以上,法規40点以上ですので,無線工学は15問以上,法規は8問以上正解する必要があります.無線工学では24問中,計算問題が5~7問出題されますので,計算問題はどうしてもある程度クリアしなければなりません.
 筆者は,会社などで一陸特の講習会をここ5年間で20数回行っていますが,一陸特の受験者の多くの方が計算問題が苦手だといわれます.しかし,計算問題がクリアできると合格できる確率が大きく増えることも事実のようです.計算問題も多くが過去問からの出題ですが,一度理解してしまうと暗記する事項が少ないので楽になります.
 一陸特の国家試験では電卓を使えませんので,いかに能率良く計算するかが重要になります.本書は,初めて一陸特の国家試験を受験される方も対象としていますので,計算問題の解法を途中過程を省略することなく記述しています.
 本書が,皆様の一陸特の国家試験受験に参考になれば幸いです.

 平成27年6月
 筆者しるす
こんな簡単な計算なら誰でも解ける
受験の手引き
第1部 計算問題を解く
 国家試験問題に出てくる電気の基本単位と補助単位の種類
 計算に必要な基本単位と補助単位,べき乗(累乗)
 1 基礎理論の計算問題を解く
 2 変調の計算問題を解く
 3 送受信装置の計算問題を解く
 4 レーダーの計算問題を解く
 5 アンテナの計算問題を解く
 6 電波伝搬の計算問題を解く
 7 測定の計算問題を解く
第2部 計算問題公式集

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(本体2,400円+税)

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