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ワイヤレスブロードバンド技術 IEEE802と4G携帯の展開,OFDMとMIMOの技術

根日屋 英之(著) / 小川 真紀(著)

A5判  192頁 並製
 2,200円+税
ISBN 978-4-501-32530-5 C3055
在庫あり

奥付の初版発行年月 2006年07月
書店発売日 2006年07月10日

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紹介

様々なシステムのブロードバンド化を解説

目次

第1章 ワイヤレスもブロードバンドの時代に
 1.1 有線ブロードバンドとワイヤレスブロードバンドの融合
 1.2 電波政策ビジョン
 1.3 周波数の再編方針
 1.4 カバーエリアによる無線システムの分類
 1.5 ワイヤレスブロードバンドの要素技術はMIMO
第2章 携帯電話
 2.1 携帯電話の歴史
 2.2 高度化3G携帯電話
 2.3 第4世代携帯電話
第3章 広帯域移動無線アクセス
 3.1 WiMAX(IEEE 802.16e)
 3.2 Flash−OFDM
 3.3 進化するPHS
 3.4 iBurst(京セラの実験局)
 3.5 WiBro
第4章 有線ブロードバンド代替システム
 4.1 WiMAX(IEEE 802.16−2004)
 4.2 iBurst
 4.3 HSDPA
第5章 ITS
 5.1 自律型システム
 5.2 車車間通信システム
 5.3 路車間通信システム
 5.4 DSRC
 5.5 アメリカの車車間通信,路車間通信システムの動向
 5.6 欧州の車車間通信,路車間通信システムの動向
第6章 次世代情報家電
 6.1 無線LAN(IEEE 802.11)
 6.2 UWB(Ultra Wide Band)
 6.3 60GHzミリ波システム
第7章 空間光通信
 7.1 赤外線通信
 7.2 可視光通信
 7.3 可視光・赤外線ハイブリッド空間光通信
第8章 ソフトウェア無線の技術
 8.1 ソフトウェア無線
 8.2 リコンフィギュラブル無線
 8.3 コグニティブ無線
第9章 変復調・多重化・多元接続の技術
 9.1 変復調
 9.2 単方向と双方向通信
 9.3 多元接続技術
第10章 スマートアンテナ技術
 10.1 アダプティブアンテナシステム(AAS)方式
 10.2 MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式
 10.3 MIMO方式を用いたダイバーシチ方式
 10.4 AAS方式とMIMO方式の比較
 10.5 ArrayComm−MAS方式
第11章 電波伝搬
 11.1 自由空間損失
 11.2 平面大地反射波の影響
 11.3 フリスの伝搬損失計算式
 11.4 奥村・秦モデルの都市部の伝搬損失
 11.5 奥村・秦モデルの郊外の伝搬損失
 11.6 秦モデル(拡張版)の都市部の伝搬損失
 11.7 フェージング
第12章 ワイヤレスブロードバンドの今後の課題
 12.1 周波数の有効利用
 12.2 今後の技術課題と期待
 12.3 法的な問題点
 12.4 その他の希望

付録
参考文献
索引

前書きなど

 情報通信時代では,ブロードバンドと呼ばれる高速大容量伝送通信の時代に突入した.また,インターネット接続を行うことにより,今までの国内主体の通信網から世界規模の通信網へと,通信範囲も広がった.有線通信の世界では,ISDNからADSLへ,そしてFTTHへと進化してきた.しかし,有線通信では移動ができないため,移動通信を主体としたユビキタスネットワーク社会の実現に向けて,有線ブロードバンドとワイヤレスブロードバンドの融合が必須となってきた.総務省が,3〜6GHz帯を主に使用する固定無線,無線標定,衛星通信など,各システムの周波数有効利用方策の検討を始めたことにより,マイクロ波無線通信ではWiMAX(World Interoperability for Microwave Access),iBurst,UWB(Ultra Wide Band),高速無線LAN,第4世代携帯電話など,いろいろなシステムが提案され,その動向が注目されている.また,無線通信で情報の漏洩を問題視するユーザの間では,空間光通信への期待も高まっている.
 ワイヤレスブロードバンドでは,限られた資源(時間,周波数,空間)を有効に活用し,大容量の情報を高速に伝送する技術が必要となる.その要素技術は,その資源に複数の入出力のポートを持たせるMIMO(Multiple Input Multiple Output)の技術であろう.また,多重化技術のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)もその要素技術の一つといえる.
 本書では,第1章ではワイヤレスもブロードバンドの時代を迎えた背景,第2章では携帯電話,第3章では広帯域移動無線アクセス,第4章では有線ブロードバンド代替システム,第5章ではITS,第6章では次世代情報家電,第7章では空間光通信,第8章ではソフトウェア無線,第9章ではブロードバンド通信に適した変復調・多重化・多元接続の技術,第10章ではスマートアンテナ技術,第11章では電波伝搬,第12章ではワイヤレスブロードバンドの今後の課題と期待について述べる.本書がワイヤレスブロードバンドや空間光通信に興味を持つ人々にとって参考になれば幸いである.
2006年6月
根日屋 英之
小川 真紀

著者プロフィール

根日屋 英之(ネビヤ ヒデユキ)
小川 真紀(オガワ マキ)

上記内容は本書刊行時のものです。

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